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1問目 (全25問)
1. 問目
以下の2つの図は、2000年以降の日本経済について、左図は賃金と労働生産性の推移、右図は労働分配率と営業利益の推移を示している。図中のa〜dに該当するものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、a、b、cは2000年の水準を100とした指数である。
[解答群〕
ア a:賃金 b:労働生産性 c:営業利益 d:労働分配率
イ a:賃金 b:労働生産性 c:労働分配率 d:営業利益
ウ a:労働生産性 b:賃金 c:営業利益 d:労働分配率
エ a:労働生産性 b:賃金 c:労働分配率 d:営業利益
正解 ◯
不正解 ✕
正解はウ
-
2問目 (全25問)
2. 問目
下図は、1995年度以降の日本の総需要のうち、消費支出、投資支出、政府支出の変化(対前年度変化率)の推移を示している。図中のa〜cに該当するものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
ア a:消費支出 b:政府支出 c:投資支出
イ a:消費支出 b:投資支出 c:政府支出
ウ a:政府支出 b:消費支出 c:投資支出
エ a:投資支出 b:消費支出 c:政府支出
正解 ◯
不正解 ✕
正解はエ
-
3問目 (全25問)
3. 問目
景気動向指数には、コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)がある。CIとDIによる景気判断に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア CI一致指数が上昇から低下に変わるとき、景気は谷にある。
イ CI一致指数が上昇しているとき、景気は拡張局面にある。
ウ DI一致指数が50%未満から50%超へ変わるとき、景気は山にある。
エ DI一致指数が50%を下回るとき、景気は拡張局面にある。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はイ
-
4問目 (全25問)
4. 問目
経済を時系列で捉えるときには、名目値と実質値の区別が大切である。これらの関係を理解するために、次のような設例を考える。この設例では、商品Aと商品Bの2つがあり、それぞれの価格と生産量は下表のようになる。基準年を2015年とするとき、この設例に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
商品A 商品B 価格 生産量 価格 生産量 2015年 100円 10個 100円 10個 2017年 110円 9個 90円 11個 〔解答群〕
ア 2017年の実質GDPは、1,980円である。
イ 2017年の物価指数(パーシェ型)は、100になる。
ウ 2017年の物価指数(ラスパイレス型)は、100になる。
エ 2017年の名目GDPは、2,000円である。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はウ
-
5問目 (全25問)
5. 問目
下記の財政に関わる支出の中で、GDPに含まれるものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 移転支出
b 公的資本形成
c 財政投融資
d 政府最終消費支出〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd
正解 ◯
不正解 ✕
正解はエ
-
6問目 (全25問)
6. 問目
マクロ経済循環では貯蓄と投資の均衡が恒等的に成り立つことが知られており、これは「貯蓄投資バランス」と呼ばれている。貯蓄投資バランスに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 経常収支が黒字で財政収支が均衡しているとき、民間部門は貯蓄超過である。
イ 経常収支の黒字を民間部門の貯蓄超過が上回るとき、財政収支は黒字である。
ウ 国内生産よりも国内需要が少ないとき、経常収支は赤字である。
エ 国内の純貯蓄がプラスであるとき、海外の純資産は減少している。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はア
-
7問目 (全25問)
7. 問目
下図は45度線図である。総需要はAD=C+I(ただし、ADは総需要、Cは消費、Iは投資)、消費はC=C0+cY(ただし、C0は基礎消費、cは限界消費性向、YはGDP)によって表されるものとする。
この図に基づいて、下記の設問に答えよ。(設問1)
この図に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア GDPがY1であるとき、生産物市場にはGHだけの超過需要が生じている。
イ 均衡GDPの大きさはY0であり、このときの総需要の大きさはOHである。
ウ 図中で基礎消費の大きさはOGで表され、これは総需要の増加とともに大きくなる。
エ 図中で限界消費性向の大きさはEF/FGで表され、これは総需要の増加とともに小さくなる
正解 ◯
不正解 ✕
正解はイ
-
8問目 (全25問)
8. 問目
(設問2)
均衡GDPの変化に関する記述として、最も適切なものはどれか。ア 限界消費性向が大きくなると、均衡GDPも大きくなる。
イ 限界貯蓄性向が大きくなると、均衡GDPも大きくなる。
ウ 貯蓄意欲が高まると、均衡GDPも大きくなる。
エ 独立投資が増加すると、均衡GDPは小さくなる。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はア
-
9問目 (全25問)
9. 問目
下図は、総需要曲線(AD)と総供給曲線(AS)を描いている。この図に基づいて、下記の設問に答えよ。
(設問1)
総需要曲線(AD)と総供給曲線(AS)の傾きに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。a 物価の上昇に伴う実質貨幣供給の減少は、実質利子率の上昇による実質投資支出の減少を通じて総需要を縮小させる。ここから、ADは右下がりになる。
b 物価の上昇に伴う実質貨幣供給の増加は、実質利子率の低下による実質投資支出の減少を通じて総需要を縮小させる。ここから、ADは右下がりになる。
c 物価の上昇に伴う実質賃金率の低下は、労働需要の増加による生産量の増加を通じて総供給を拡大させる。ここから、ASは右上がりになる。
d 物価の上昇に伴う実質賃金率の上昇は、労働需要の縮小による生産量の増加を通じて総供給を拡大させる。ここから、ASは右上がりになる。〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd
正解 ◯
不正解 ✕
正解はア
-
10問目 (全25問)
10. 問目
(設問2)
総需要や総供給の変化が実質GDPに及ぼす影響に関する記述として、最も適切なものはどれか。ア 原材料価格の上昇は、ASの左方シフトを通じて実質GDPを縮小させる。
イ 名目貨幣供給の増加は、ADの左方シフトを通じて実質GDPを縮小させる。
ウ 名目賃金率の引き上げは、ADの右方シフトを通じて実質GDPを拡大させる。
エ 労働人口の増加は、ASの左方シフトを通じて実質GDPを拡大させる。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はア
-
11問目 (全25問)
11. 問目
下図において、IS曲線は生産物市場の均衡、LM曲線は貨幣市場の均衡、BP曲線は国際収支の均衡を表す。この経済は小国経済であり、資本移動は完全に自由であるとする。
この図に基づいて、下記の設問に答えよ。(設問1)
変動相場制の場合における政府支出増加の効果に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。a 為替レートは増価する。
b GDPは増加する。
c 純輸出の減少が生じる。
d 民間投資支出の減少が生じる。〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd
正解 ◯
不正解 ✕
正解はア
-
12問目 (全25問)
12. 問目
(設問2)
変動相場制の場合における貨幣供給量増加の効果に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。a 為替レートは増価する。
b GDPは増加する。
c 純輸出の増加が生じる。
d 民間投資支出の増加が生じる。〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd
正解 ◯
不正解 ✕
正解はウ
-
13問目 (全25問)
13. 問目
生産者余剰について考える。いま、A〜Eの5つの企業から構成される社会を想定する。下図では、それぞれの企業が、生産を継続するために最低限回収しなければならないと考える金額(生産物1単位当たり)が示されている。
この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。〔解答群〕
ア 市場価格が400円を上回れば、5つの企業すべてが生産を行う。
イ 市場価格が600円の場合、3つの企業は生産を行わないので、社会全体の生産量は2単位である。
ウ 市場価格が1,400円の場合、社会全体の生産者余剰は1,800円である。
エ 市場価格が1,600円を上回ると、生産を行うのはEのみである。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はウ
-
14問目 (全25問)
14. 問目
下図は、一部の中古品のように、財そのものがマイナスの効用を消費者にもたらし、費用をかけて処理されなければならない場合を描いている。この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
ア 価格が負の値をとる領域では、お金を支払って中古品を出す家計の行動を需要曲線Dが、お金を受け取り中古品回収を行う業者の行動を供給曲線Sが示している。
イ 供給曲線S上で点Cから点Bの方への動きがあるとき、中古品の処理費用が高くなり、家計が中古品を出さなくなっていることがわかる。
ウ 均衡が点Cである場合、この中古品は経済財となる。
エ この中古品のリサイクルに関する技術進歩があると、同じ処理費用で多くの中古品を処理できるので、需要曲線Dが右方シフトする。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はエ
-
15問目 (全25問)
15. 問目
下図でDAとDBは、それぞれ商品Aと商品Bの需要曲線である。このとき、商品Aと商品Bの需要の価格弾力性に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 価格がP0から下がると、商品Aの需要の価格弾力性は大きくなる。
b 価格がP0から上がると、商品Bの需要の価格弾力性は大きくなる。
c 点Eでは、商品Aの需要の価格弾力性は商品Bの需要の価格弾力性よりも大きい。
d 点Eでは、商品Aの需要の価格弾力性は商品Bの需要の価格弾力性よりも小さい。〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd
正解 ◯
不正解 ✕
正解はエ
-
16問目 (全25問)
16. 問目
下図は、独占企業が生産する財の需要曲線D、限界収入曲線MR、限界費用曲線MCを示している。この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 独占企業が利潤を最大にするとき、完全競争を想定した場合と比較して、消費者余剰は減少する。
b 独占企業が利潤を最大にするとき、完全競争を想定した場合と比較して、総余剰は増加する。
c 独占企業の利潤が最大になる生産量はQ1であり、そのときの価格はP1である。
d 独占企業の利潤が最大になる生産量はQ1であり、そのときの価格はP2である。〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd
正解 ◯
不正解 ✕
正解はア
-
17問目 (全25問)
17. 問目
下図は、労働市場の需要曲線と供給曲線を示している。Dは労働需要曲線、Sは労働供給曲線であり、均衡賃金率はW0である。労働市場における所得分配に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
ア 最低賃金率をW1に設定すると、市場均衡と比較して、企業の余剰は増加する。
イ 市場均衡において企業が労働者に支払う賃金は□OBEN0である。
ウ 市場均衡における労働者の余剰は、△AW0Eである。
エ 労働供給が増加すると、当初の市場均衡と比較して、企業の余剰は増加する。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はエ
-
18問目 (全25問)
18. 問目
消費税の課税については、価格、取引量の変化や税収の金額に加えて、実際に税金を負担するのは誰かという問題も重要となる。下図では、供給の価格弾力性が無限大である場合を考える。ここで、生産物1単位当たりT円の課税を行うと、供給曲線S0は新しい供給曲線S1へとシフトする。また、需要曲線はDである。この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 消費税の課税により、市場価格はP0からP1に上昇し、取引量はQ0からQ1に減少する。
b 消費税の課税を行うと、消費者余剰は△AEP0から、△EFGの分だけ減少する。
c 消費税の課税を行うと、税負担の一部が生産者に転嫁される。
d 消費税の課税により、政府に入る税収は、□P1FGP0である。〔解答群〕
ア aとb
イ aとc
ウ aとd
エ bとc
オ cとd
正解 ◯
不正解 ✕
正解はウ
-
19問目 (全25問)
19. 問目
外部不経済について考える。いま、マンションの建設業者と周辺住民が、新しいマンションについて交渉を行う。ここでは、周辺住民が地域の環境資源の利用権を持っているとする。マンションの建設によって、地域環境の悪化という外部不経済が発生するので、マンションの建設業者は補償金を周辺住民に支払うことで問題を解決しようとする。
下図には、需要曲線、私的限界費用曲線、社会的限界費用曲線が描かれている。この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。〔解答群〕
ア 資源配分が効率化する生産水準において、マンションの建設業者が補償金として支払う総額は□BFHCである。
イ マンションの建設による外部不経済下の市場均衡において、外部費用は□BFHCで示される。
ウ マンションの価格と、マンションの建設による社会的限界費用は、生産量がQ0のもとで等しくなる。
エ マンションの建設による外部不経済が発生しているもとでの生産量はQ0になり、総余剰は△AECで示される。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はア
-
20問目 (全25問)
20. 問目
下図には、所得と財の需要量の関係を表すエンゲル曲線が描かれている。これらの図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
ア 下級財に関するエンゲル曲線は右図である。
イ コメなどの食料品は、一般的に生活必需品であるので、右図のようなエンゲル曲線を描くことができる。
ウ 左図のエンゲル曲線は、需要の増加の程度が、所得の増加の程度より小さくなることを示している。
エ 左図は、需要の所得弾力性が1より小さい場合のエンゲル曲線である。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はア
-
21問目 (全25問)
21. 問目
生産においては、生産要素を効率的に投入することが重要である。下図では、等産出量曲線と等費用線を用いて、最適な生産要素の投入量を考える。
この図に基づいて、下記の設問に答えよ。(設問1)
この図に関する記述として、最も適切なものはどれか。ア 点Aと点Bは、労働と資本の投入による費用は同じであるが、生産量が異なる。
イ 点Dでは、労働と資本の投入による費用は点Bより少ないが、生産量は多くなっている。
ウ 点Fでは、点Dよりも資本の投入が少なく、労働の投入が多いので、費用が少なくてすむ。
エ 費用を一定とした場合、点Aでは、労働の投入を増加させ、資本の投入を減少させることによって、生産量が増加する余地がある。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はエ
-
22問目 (全25問)
22. 問目
(設問2)
この図においては、点Eで生産要素の最適投入が実現している。点Eに関する記述として、最も適切なものはどれか。ア 点Eでは、点Bと同じ量を生産する場合の要素費用最小化が実現している。
イ 点Eでは、労働と資本について要素価格1単位当たりの限界生産物が均等化している。
ウ 点Eにおいては、点Aと技術的限界代替率が同じであるが、労働と資本の要素価格比率が異なっている。
エ 点Eにおける技術的限界代替率は、点Dと比べると大きく、点Fと比べると小さい。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はイ
-
23問目 (全25問)
23. 問目
下図は、生産と費用の関係を描いたものである。ここでは、ある生産要素の投入は変化するが、他の生産要素の投入は変化しない、つまり、少なくとも1つは固定的インプットが存在する短期の費用関数を考える。
この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。a 原点Oと点Bを結んだ線の傾きによって、平均費用が求まる。
b 総費用曲線を見ると、点Dから点Aまでは費用逓増型、点Aから右は費用逓減型となっている。
c 点Eでは、平均費用と限界費用が一致する。
d 平均費用が最小になる生産量より、平均可変費用が最小になる生産量の方が少ない。〔解答群〕
ア aとb
イ aとd
ウ bとc
エ cとd
正解 ◯
不正解 ✕
正解はエ
-
24問目 (全25問)
24. 問目
下図は、自由貿易地域の理論を描いたものである。自国が農産物の市場を開放し、貿易を行っている。A国から輸入される農産物の価格はPA、B国から輸入される農産物の価格はPBとする。
当初、自国は、価格の低いA国から農産物を輸入し、その農産物には関税がかかっていた。そのときの国内価格はPA'である。しかしながら、歴史的な背景から、自国はB国と自由貿易協定を締結した。その結果、B国からの農産物には関税がかからず、国内価格はPBになるが、域外のA国からの農産物には関税がかかる。
この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。〔解答群〕
ア 関税が賦課された価格PA'に比べて、自由貿易協定を締結した後の価格PBでは、自国の消費者余剰は□HMNKだけ大きくなっている。
イ 自国がB国から農産物を輸入するときの国内の生産者余剰は、A国から農産物を輸入していたときの生産者余剰よりも□PAGNPBの分だけ小さくなる。
ウ 自由貿易協定の締結によって、自国が失う関税収入は、□HIJKである。
エ 自由貿易協定の締結による貿易創造効果は、△HLMと△KNRであり、貿易転換効果は、□HLRKである。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はウ
-
25問目 (全25問)
25. 問目
寡占市場においては、ライバル店の動きを見ながら、価格を設定することが重要である。下表では寡占市場における価格競争のゲームについて考える。A店とB店の戦略は、高価格と低価格であるとする。
両者が異なる価格を設定する場合、低価格にした店は、すべての顧客を得て20の利潤を得ることができるが、高価格を提示した店は顧客を得ることができず、利潤は0となる。また、両者が低価格にする場合は、この価格で得られる市場全体の利潤20を半分ずつシェアする。さらに両者が高価格にする場合は、市場全体の利潤は32となり、各店はそれぞれ16の利潤を得る。カッコ内の左側がA店の利潤、右側がB店の利潤を示す。
このゲームに関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。〔解答群〕
ア このゲームからは、2つの店が価格競争を行うと互いにメリットがあることが分かる。
イ このゲームで、A店とB店がともに低価格にする場合、どちらか一方の店が価格を高価格に変更すると、その店の利潤は減少する。
ウ このゲームでは、A店とB店が異なる価格をつける2つの場合がナッシュ均衡である。
エ このゲームにおけるA店とB店の最適反応は、ともに高価格にする場合である。
正解 ◯
不正解 ✕
正解はイ